- 地雷を踏んだらサヨウナラ
- スタジオ: アミューズソフトエンタテインメント
- 価格: ¥ 5,040
- 発売日: 2000/04/28
- 売上ランキング: 9,205
- おすすめ度

浅野忠信主演。実在の戦場カメラマン、一ノ瀬泰造の生涯を映画化。
1972年、泰造は戦争写真を撮るためにカンボジアに行く。当時24歳。
当時ゲリラ戦で危険地帯、撮影禁止であったアンコールワットの撮影をする、という
夢を抱き、単身で何度も乗り込もうとする。失敗、国外追放。
しかし夢を諦めきれず、ベトナムに渡り、そこで仲間の死、淡い恋など経験しながら、
やはりアンコールワットへの想いを捨てきれなかった。そして行方不明、享年26歳。
彼の人生をみて涙してしまった。同世代、26歳、の死。
彼がどうして命を賭けてまで戦争写真を撮ったのか、更にアンコールワットの撮影を
熱望したのか、私には理解できない。もしかして本人もわかってなかったのかも。
でも、人生において、何を失ってでも、追いかけていかなきゃいけないもの、
そういうものが一人一人あって、それでその人の生きる価値が決まるとするなら、
彼にはそれを成し遂げなければならず、彼はそれを見つけられて、幸せだったに違いない。
そして、私にも何か、そういうものが、あるのかもしれない。気づいていないだけで。
・・・なんだかそんなことを思った。
映画は彼の最後の2年間を丹念に追う。
浅野忠信の表情がとても魅力的で、写真を撮る時の熱い瞳は、
きっと泰造もこうだったのだと思い起こさせた。すごい俳優だと思った。
映画より、一ノ瀬泰造その人が良かった。そんな映画。
映画で彼の写真が見られる。おびえてうるんだ子供の目が印象的な写真、など
なんだかとてもやさしい。