2006年08月23日

春の雪

春の雪
春の雪
  • アーチスト: 妻夫木聡
  • 発売元: 東宝
  • 価格: ¥ 3,024 (40% OFF)
  • 発売日: 2006/04/28
  • 売上ランキング: 691
  • おすすめ度 3.5


妻夫木聡、竹内結子、そして監督行定勲、主題歌宇多田ヒカル。
旬の人達が集まって作られた映画、話題にもなっていたし、映像も美しそうで、
公開時に見に行こうかと思ってたんだけど、やめておいた。
DVDで見たけどさ、ま、やめておいてよかったかな。劇場で、寝るところでした。

もともとあまり元気じゃない日に見たせいか、最初から眠くて、しばらく必死で
起きてみてました。だんだん覚醒してきたのでなんとか見れたかな、という感じ。
映像がとても美しくて眺めてるだけで綺麗なのですが、話は淡々と進みます。
綺麗な映像、なかなか盛り上がらない話、まあ、眠いですよね。
よく身分がわからなかったんだけど、なんしか伯爵(侯爵?)のご令嬢の聡子と、
幼なじみの清顕の恋物語。お互いの家にはなんかよくわからないけど確執がありそうで、
でもお家柄がつりあわなくてよ、ってなことでもないっぽいんだけど、
聡子は清顕がとても好きで好き好きオーラを出しまくりなんだけど、
清顕はとてもつれなくて、友達を紹介しようとしてみたりいろいろする。
でも結局「おまえは素直じゃないんだ」と友達に言われたりして、
急に聡子に迫ったり急にそっけなくなったりして、そうこうしてるうちに
聡子が皇室の男性(及川光博、はまりすぎ)と婚約してしまい、
急に聡子と逢瀬を重ねるようになる。
あれよね、逃した魚は大きくて、急に惜しくなった、って話か?とか思いつつ
逢瀬を重ねてるのを見てたわけだけど、当然悲劇的展開が待っていて・・

多分やけど、どうやら清顕は最初から聡子のことが好きだったんだけど、
何故かわからないけどものすごくひねくれてて、つい拒否したりしちゃうんだろうな、
頭の中でものすごい葛藤があるんだろうな、とは想像つくんだけど、
それが伝わってこないから、なんだかとてももどかしかった。
妻夫木くんの演技がどうとかでもなくて、単に脚本とか演出の問題かな、って
気もするんだけど・・・。両家の関係とかももっと説明が欲しかったなあ。
なんか、二人の間の溝がわからないものだから、「なんで早くくっつけへんのん」とか、
そういう下世話な目で見てしまうのですよね・・・。よくわからない。

原作を読まずに見てしまったけど、読みたくて仕方が無くなりましたよ。
そういう細部をうまく説明しつつ、ストーリーをまとめて見せ場をつくるのが
映画の仕事だと思ってるんだけど、そういう意味ではどうかなあ、と。

映像も綺麗だったし、二人の逢瀬のシーンとか、すごい雰囲気が出てて良かったし、
そういう疑問がなければラストも感動的だったと思うんだけど、
脚本が説明不足で、で、メリハリも足りなかったかな、と。そんな気がしました。

妻夫木くんの自然体の演技は私は好きだけど、今回に限ってはどうかなあ。
無理をしていたというか、なんていうか現代っぽい空気をとても感じてしまって、
時代を感じなかったなあ。と。最後の方は怖いくらいの演技だったから、
それは良かったけど。
友達役の高岡さんも、いい役者さんなのに今回大した台詞もなく
(いや、台詞は多かったがなんとも月並みな扱いだった)、
なんかもったいない気がしたし。
竹内結子はかわいいんだけど化粧が濃すぎないか、と。
あと、キャストで強烈だったのは大楠道代。迫力あったなあ。それと岸田今日子。
黙っててもあの迫力。すごいなあ。脇役も充実してましたね。
posted by ざれこ at 00:20| Comment(2) | TrackBack(1) | タイトル別−は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBありがとう。
なかなか、この小説を、2時間足らずの映画に、落とし込むのは、困難でしょうけどね。あと、滅び行く、華族社会というものが、どこをとっても、超平等な現代では、わかりにくくなっているでしょうね。
Posted by kimion20002000 at 2006年09月05日 06:53
kimion20002000 さん
こちらこそTBありがとうございました。
そちらの解説を読んでだいぶわかった、というか、とりあえず原作を読まないとな、っていうのはわかりました(笑)。映画だけだと理解は難しかったです。はい。
Posted by ざれこ at 2006年09月07日 22:50
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