2006年01月04日

SAW2

ソウ2 DTSエディション
ソウ2 DTSエディション
  • スタジオ: 角川エンタテインメント
  • 価格: ¥ 3,192 (20% OFF)
  • 発売日: 2006/03/17


怖い怖いと思っててなかなか感想書けずにいたらもう1月だし、
もうとっくに上映終わってるし、みたいな。遅くなったけど感想を思い出せる範囲で。



1作目の印象は強烈だった。密室で2人つながれ、命を賭けたゲームが仕掛けられる。
あの緊迫感はすごく新しかったし、むちゃくちゃ怖かったよなあ。
2ってことで、勢いはなくなるかと思ったら、勢いを維持したまま、新しい試みを
成功させてるように思えた。

今度は8人が閉じこめられる。部屋ではなく、家に閉じこめられ、
部屋には毒ガスが流されている。解毒剤はどこかにある、しかし1つしかない。
8人は一見ばらばらなメンバーだがその関係は全く謎である。
疑心暗鬼にかられながら、8人はそれぞれ模索していく。



一方、ジグソウと呼ばれる、連続殺人犯の潜伏先に、刑事達は誘われるように
乗り込んでいく。そこで、自分の息子を含む8人が部屋に閉じこめられて
命の危機に陥っていることを知った刑事は激怒するが、ジグソウは彼に
話し合いを要求する。ただ、ここで話をしよう、と。それがゲームだと。
監禁部屋に設置されたビデオに写る息子を見て、刑事は平常心をなくしていく・・



刑事とジグソウの緊迫感溢れるやりとりと、閉じこめられた8人が狂気にかられて
いく様子が交互に描かれる。ラストまで見るとそれがどれだけ練りに練られた
脚本だったかに気づかされ、唖然とする。



私は真相に何も気づかず、大どんでん返しの連続にひたすら驚いていたら、
一緒に見ていた彼氏が言った。「なんで、ヒントは全部台詞の中にあったやんか」と。
「え、なんでよ」「だって言ってたやん、ジグソウが、「息子は安全な場所にいる」って」
それを聞いてやっと私は、それがすさまじく練られた脚本ってことに気づくのだった。
よく聞いてたら真相にたどり着ける、でも先入観はみっちり植え付けられ、
刑事達同様、観客もジグソウに見事に騙される。すごいどんでん返し。



密室に閉じこめられた8人は、それぞれ精神の均衡を欠いていく。
追いつめられた人間がどんな行動に出るのか。ジグソウが行うゲームにより、
その問いに残酷な答えが用意されている。死の淵に追いつめられた人間の怖さ。
また例によって生理的に受け付けられない箇所を切ったりしてしまうので、
見てるだけで「ぎゃーー」ってなるシーンもあったりして、本気で怖かった。
そして、徐々に明らかになる前作とのつながり。そして更に、次作が想像できるような
驚愕のラスト。あーもしかしてまだやるんですかね。勘弁して欲しい。でも観るかも続編。
で、あの部屋にはどれだけの死体が溜まっていくんだろう・・・・・



ジグソウはもうすぐ死ぬ。病が彼を死に至らせる。死期を悟った彼が
私たちにむけたメッセージ。生きろ、死に物狂いで生きてみろ。
だから彼は私たちにゲームを仕掛ける。漫然とただ生きている私たちに対して、
命を賭したゲームを。それに翻弄される人々、
凄まじい顔をして必死で生きようとする人々。あーもうなんていったらいいか、
ただぼんやりと生きている私たちに向けた、これは凄まじい警告なのだ。

なんかそんなことを背筋を凍らせながら思った。あんな怖い顔をして生き延びるのが
本当に正しいのか、私にはわからないけれど。失うとわかってはじめて価値がわかる
ことだってある。私も、ちゃんと生きよう。なんて思ってしまう。
彼の発する警告は、いまだに鳴り続けている。



なんか真面目に感想書いちゃったけど。

キャストがほとんど無名なのもよかった。無名だけどすごい人たち。
1がヒットしても調子に乗らずいいもんを作ろうとしたスタッフ達、すごいね。
なんか、金かけりゃいい映画ができるなんてのは幻想だよなあ、なんて
こんな映画が出来てくると思います。

posted by ざれこ at 17:36| Comment(0) | TrackBack(2) | タイトル別−さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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