2005年12月06日

えびボクサー

えびボクサー


スタジオ: パンド
価格: ¥ 4,935
発売日: 2004/01/09
売上ランキング: 9,862





私の友人で、B級映画の傑作を見つけるのが妙にうまい子がいる。
彼女がある日突然メールをくれて、
「えびボクサー」って映画がすごい気になる、という。
みてないけど絵をみただけですごい、という。
確かに、・・・タイトルだけで気になる。

ということで仲間内で話題になっていたのだが、
先日皆で集まる機会があり、では早速、と見ることに。
レンタルビデオの解説をみて驚いた。
「イギリス映画なんやね・・・」なんか意外だった。



冴えない飲み屋のオヤジで、昔ボクシングをしていたらしい男、
何でも屋の友人がもってきた儲け話にとびつく。
それは、2メートルの巨大えびがいるという話。
彼は友人の若手ボクサーとえびに試合をさせて、
その企画をテレビに売り込もうと画策するが・・・



映画は予想に反してわりと静かに進んでいく。
過剰な演出もなく、大げさでもなく、巨大えび以外は
わりと普通のテンション、で話が進んでいく。
どちらかといえばこう、夢やぶれた者の悲哀までも
感じさせる、地味なテンション。



そんな中、話だけでなかなか姿を現さない巨大えびが
トラックから現れたときには、もう。我々は大爆笑。
そのあまりのチープさと非現実さ。おかしい。おかしすぎる。
それまで過剰じゃなかっただけ、どっとくるおかしさ。



そこからも、爆笑を誘うというよりは
なんだか忍び笑いが常にこみあげてくるという感じか。
えびも慣れてしまえば出てくるたびに笑うことはなくなったが、
最後の試合シーンでえびが歩くところはまた爆笑してしまった。
えび、なんてチープなんだ。



そして驚くのが、この映画が案外としんみりした
佳作に仕上がってしまってることだ。
あの「えび」に将来を賭けざるを得ない男達の哀しみ、
そしてなんと男と「えび」の友情(恋心?)まで芽生え、
「もしかしてこれって感動作?」と私たちは首をかしげたくらい。
でも相手はチープな巨大えびなのだった。
そこでやっぱり笑いがこみあげる。



確か、「フルモンティ」、男がストリップショーをやる
あの映画もイギリスだったと思うが、
こみあげてくるおかしさの中に男の悲哀がこめられた
味のある作品だったけども、その系統なのかな、と少し思った。
哀しみと笑いってのは、時に紙一重な時がありますね。



主演の男優も味があってよかった。
あと、ちゃっかり者のシャズも私は好き。



「B級のくだらない映画」と思ってみると、
くだらなさをとことん追求してるわけではないこの映画は、
期待はずれだと思います。中途半端にいい映画なのよねー



それにしてもなんで「えび」なんだ。
えびを巨大にしてボクシングさせようって発想は
どこから生まれたんだろうねえ・・・お見事。



関連映画で「いかレスラー」があります。
日本映画。巨大いかと巨大たことの対決らしい。
これは本当にばかばかしいかもしれないな。

posted by ざれこ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | タイトル別−あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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